私は現在、座禅会など、禅を広める活動をしております。
現在、海外を中心に広まりつつある「ZEN」は、日本の文化の一つとして海外で高く評価され、 「禅」から「ZEN」となりました。シリコンバレーでは、ヨーガや瞑想法とともに大手企業の社員研修に導入されており、 「ZEN」によりもたらされる「シンプルさ」が個人そして企業に与えるインパクトは大きいと言われています。
「ZEN」は様々な瞑想法によって感情や思考を排除し「今ここにある現実」をあるがままに、 平静に見つめる心のあり方=マインドフルネスへ導くことで、自分の中の「内なる真理」への気付きと 自己変革をもたらす瞑想実践法をいいます。
海外で広まりつつある「ZEN」を本来の「禅」と融合させ、日本企業の人事研修向けのツールとして 提供したいという想いから、ZEN理論を構築しました。
「ZEN理論」とは、複雑に見える様々な課題を、坐禅による瞑想法の実践によって
⑴客観的に観察し、⑵気付きを得ることで自分自身に受け入れ、⑶それらの課題と一体化(一如)することで、
⑷最適化し解消することができる自律型問題解消手法をいいます。
また「ZEN理論」は、坐禅による「瞑想の8ステップ」及び「マネジメントの8ステップ」の実践、 そして禅語による気付きを一体化した研修プログラムのためのベース理論にもなっています。